【望楼NOGUCHI登別】

2021/03 登別

 同じ宿でも、行くたびに違う印象になることがある。

この宿は以前来た時には、正直なところいまいちな印象があったのだけれど、今回はとても満足した滞在になった。

何が違うのだろうと考えたところ、「部屋のサイズ」と「食事」というところに行き当たる。

前回は比較的大きめの部屋に泊まったのだけれど、間仕切りのない広々とした部屋は返って寒々しく、使い勝手の悪い間取りに首をかしげたのだけれど、今回の部屋は小ぢんまりと纏まっていて、それでいてゾーニングがきちんと分けられていて、居心地が良かった。

そして食事が全然違う。たまたま「あたり」が良かったのか、それとも何らかの見直しが入ったのか分からないけれど、晩御飯は和洋折衷のバランス良い懐石料理、和食と洋食を選べる朝食は、和牛しゃぶしゃぶ付きの和食を選んだ。どちらも文句のつけようがないラインナップだった。前回のように謎のアクアパッツァも出なかったし、粉と油の浮いたコーヒーも出なかった。それどころか、ポットサービスもあって、気が利いているなぁと思ったぐらいだ。

僕らは基本的にお酒を飲まないので、気が利く宿では「強肴と一緒にご飯もお持ちしますか?」と聞いてくれることがある。それは有難い提案なのでお願いするけれど、この宿ではドリンクオーダーの時に「では食事も一緒におもちしますか?」と聞いてくれた。お酒を飲まないのであれば、ご飯と一緒に料理を楽しまれたらいかがですか、という提案。たくさんの宿に行ったけれど、初めの経験だった。土鍋で炊くご飯なので15分ほどかかったけれど、先付や前菜が終わって、ちょうどお造りのあたりで出てきたので、タイミングが良かった。

通り一遍のマニュアルではなく、そのお客様にあったサービスができるというのは素晴らしいことだと思う。気に入ったので、また来ようと思います。気に入りすぎて、宿のロゴが入ったキーホルダーも買っちゃった。

広く清潔感のあるラウンジ

使いこなせなかったミルクフォーマ

サービスのドリンク

サービスのお菓子

ソフトレザーのソファ。大きなテレビ。

ベッドから数歩で硫黄泉。

鏡が小さい。

トイレきれい。

窓を開けると露天風になる。

コーヒー豆とミル設置。

ビールはソフトドリンクに変えてくれるらしい。

先付で苺&リコッタチーズというセンス。












前回より明らかに進化したサラダ。


朝からこの肉。


うずらカッターを初めて見た。

今回は綺麗なコーヒーで満足。


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