【奥定山渓温泉 佳松御苑】

 2020/11 定山渓

札幌から中山峠に抜けるたび、十年以上気になり続けていた老舗旅館。

リニューアルしてから、いつか行ってやろうと思い続けて数年。いつもタイミングが合わず、予約してはキャンセルしの繰り返しで、ようやく泊まることができました。

取り敢えずの感想としては、「ちょっと思ってたんと違う」という感じです。

老舗旅館のイメージがあったので、例えば登別の滝乃屋さんのような重厚な雰囲気を想像していたのに、なんというか、良くも悪くも軽い。洞爺湖の「湖の栖」に近い雰囲気だろうか。新しくて、軽い。

部屋は綺麗で、窓からの景色も森々しくて癒されますが、肝心の部屋風呂が少し使いづらい。とても浅いのです。ゆっくり浸かれるようにという配慮なのかもしれませんが、ちょっと浅すぎてリラックスできませんでした。

そして一番の問題点が、晩御飯です。和食ではなくイタリアンであるという話は知っていたのですが、想像していたコース料理の60%くらいの量と質でした。フラノ寳亭留のようなクオリティを期待していたのですが、町のレストランのカジュアルランチくらいのボリュームと味でした。正直、期待外れ。(あくまで個人的な感想ですよ)

昔からのお客さんはきっとある程度の御年齢だと推察しますが、はたしてこの料理で満足するのだろうか。若いカップルが泊るには敷居の高いお値段だし、ちょっとターゲットが良く分からない宿だなぁというのが感想です。リピートがないとは言わないけれど、ちょっと利用するシーンが分からないです。


ウェルカムドリンク

湯舟がなぜか浅い

間仕切りが面白い。ソファーが良かった。

今風のベッドルーム。

景色は良い。テレビは低い。

小鳥一匹現れないのが寂しかった





物足りない…。4000円のランチコースみたい

朝の池。綺麗。

朝ごはんは和食。


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